Q 寝る時のスタイルは？

氷室	レノマのトレーニング・ウエアで、眠る時は、うつぶせが多い。
布袋	パジャマ。ホテルの小っちゃいベッドだと、エビ状になって寝ないと、はみ出してしまいマス（笑）。
松井	うつぶせ！最近は、イチゴとレモンとメロンとバナナの柄のネルのパジャマが、お気に入りなの。
高橋	とりあえず、仰向けで大の字。でも、翌日は丸くなってることが多い。Tシャツとパンツで眠っちゃうよ。

Q 嬉しい贈り物は？

氷室	香水やライター・・・オシャレなもの。
布袋	そのシチュエーションに合った、気のきいたお酒。
松井	化粧品とか、高いもんネ。
高橋	サムタイム。

Q 毎日欠かさずやることは？

氷室	洗顔とパック。
布袋	顔を洗ったり、歯を磨いたり。
松井	御飯食べて・・・レコードを必ず聴く。
高橋	ウンコと小便（笑）。

Q 自分を一番男だと思う時は？

氷室	あまり、確認したことない・・・。当り前の男だし。
布袋	いつも思ってるけど、特に、女の人と一緒にいる時。
松井	セックスしてる時。
高橋	意識したことない。

Q 今、一番興味があることは？

氷室	映画。
布袋	自分のこと。
松井	引越し！風呂付きの部屋に、一番興味がある（笑）。
高橋	結婚、にしとくかな。

Q 吸っているタバコの種類は？

氷室	金がある時は、パーラメント。ない時は、セブンスター。
布袋	セーラム。
松井	セブンスター。
高橋	サムタイム。

Q 女性を見る時、一番に見るところは？

氷室	胸、胸が大きいひとが大好き。
布袋	顔。その人のこと胸で覚えてるわけじゃないしサ。
松井	顔。
高橋	脚！だから、クソなげえスカート嫌いです（笑）。

Q 幼い頃の自分はどんな子供だった？

氷室	素直。大人から見れば、ひねくれてたんだろうけど、自分自身に素直だった。
布袋	お坊ちゃま。
松井	頭がデカくて、体もデブチンでね、スゴイ元気がよかったよ。その後は、段々内向的になっていっ たけど。
高橋	わがまま、キカン坊、ダダッ子・・・。結構、腕白でもいい、たくましく育って欲しい的な子だった。

Q 現在の目標は？

氷室	早く、バンドを解散しても、キレイにカッコがつくようになりたい（笑）。
布袋	自分を目標にできるような、自分になること。
松井	ツアーを成功させたいね。
高橋	コンサートの大成功。コンサートが一番！！

Q お酒に酔うと、どうなる？

氷室	ゲロ吐く・・・必ず。だって弱いんだもん。酒に酔うことって好きじゃないし、とにかく酔っぱらいがキライ。
布袋	考え深くなる。で、陽気になったり、暗くなったりする。失態もスゲエあるよ。酔っぱらうと、度合いが大きいからね。中には、覚えてるのもあるよ。自分が酔っぱらってることを笠に着て、やっちゃったり・・・でも、最近は、大人しいネ。
松井	割と陽気デス！失態？あったよ、過去3回位。あとで、人に聞くと、スゴイ、エッチなことしてたんだって・・・。スゴイって（笑）。
高橋	アッパラパーです。ただの酔っぱらいです。

Q コンプレックスって、ある？

氷室	コンプレックスだらけだよ。内面も外面もネ・・・普通一般の生活じゃ、他の人に劣ってると思うもん。
布袋	ない。
松井	身長とか肩幅。
高橋	年齢！（笑）冗談。運動能力だな。

Q 最近印象の深かったことは？

氷室	忙しさにかまけて、流されるから今のところないな。
布袋	結婚したこと。
松井	昨日部屋で観た、「コールド・ルーム」っていう映画。
高橋	大倉山のジャンプ台を、見に行ったこと。

Q 何かに夢中になっている時、電話のベルが鳴ったら、どうする？

氷室	出るんだよね、一応は。でも、その瞬間から、エッレー機嫌が悪い（笑）。だから、みんな、俺が何も言わなくても用件済ませたら、サッサと切るよ・・・たまに、松井みたいに、しつこいのもいるけど（笑）。
布袋	普通に出て、”ごめんネ、今、チョット○○してるから”って、言う。
松井	とるよ。いつもとるもん。それで、シラケちゃうかもしれないのに、どういうわけか、出ちゃうんだよね。
高橋	普通に出ます、電話の対応はいつも几帳面だから。

Q 自分で自信を持っているところは？

氷室	わがままを、自分の売りだって、開き直ってるところ（笑）。
布袋	ギター。
松井	やってる音楽。
高橋	わかんない。

Q 他の3人のメンバーと、長く付き合ってこれた理由は？

氷室	お互いに、それぞれ違う意味で、わがままで、付き合ってて、面白いからじゃないかな。みんな深味のあるわがままだから（笑）。
布袋	あんまり、深入りしてなかったから。
松井	みんなで、素直にやりたいことを、やってきたから。
高橋	それぞれが、それぞれを、信頼しているからじゃないかな。

Q 今、何を使って、どこに行きたい？

氷室	外国に住んでみたい。自分の生活空間をもっと広げてみたいネ。
布袋	お金を沢山使って、ニューヨークへ行きたいな。
松井	タイムマシンに乗って、自分のオヤジとオフクロの若かった頃をみてみたいな・・・。最近、両親の若かった頃の写真とか見てたら、オヤジとか結構、カッコヨイ服とか着てて、イカしてんだよね。
高橋	飛行機に乗って、東南アジアに行きたい。アメリカって気分じゃないんだ。アマゾンとかもイイね。

Q 今までで、怖かった体験は？

氷室	何回もあるよ。殺されるんじゃないかって思ったような。人間が一番怖いからサ。
布袋	よくあるけど、よく考えると、精神的に怖いと思うよりも、肉体的に怖いと思う方が多いよ、ケガする瞬間とか。
松井	夢が多い。オカルト的な夢。
高橋	一度、車を運転してる時に、無謀な運転してるトラックがいたから、こらしめてやろうと思って、すごい勢いで追い越したんだ。そしたら、相手のトラックが怒っちゃったみたいでさ。追っかけて来ちゃったわけ。で、信号のところで止まってる時、セッタにステテコはいた兄チャンがツカツカ寄って来て、”テメエ！出て来い！”とか、怒鳴ってんだよ。もう、”ヤバイッ！”ってんで、そのまま信号無視して逃げた（笑）。

・・・オモウ

Q もし、信頼していた友人から、”実は、お前のこと、大嫌いだったんだ”と言われたら？

氷室	殴る！でも、俺もいい加減なところがあるから、笑っちゃうかもネ。その後はケジメで、付き合わない。そいつとは、二度と会わないよね、会うたびに殴る！
布袋	しょうがないね、嫌いと思われてる人に好かれるのは、難しいから、その場で、付き合わなくなる。
松井	だいたい、好かれているとかいう信頼は、そんなにないし、見返りは期待してないから、ショックだとは思うけど、その後も相手のことが好きなら、変わんないと思うよ。
高橋	”アッ、そう”って感じ。でも、反面のめり込むタイプだから、ガチョンとくるよね。顔も見たくなくなるだろうな。

Q 親友と同時に同じ女性を好きになったら、どうする？

氷室	俺がとる！決まってんじゃん（笑）。
布袋	今は、考えられないことだから、わからない。
松井	そういう盛り上がりやイザコザは、イヤだから、避ける。女よりも友達をとるっていうより、何よりも自分をとる。
高橋	譲ります！

Q 幼い子供を見て、何を感じる？

氷室	最近は、自分の子供欲しいなあと思う。男の子がいいナ。
布袋	親を感じる。
松井	それが、女の子で可愛い子だったら、好きになっちゃうよ。男の子は好きじゃないんだけど、女の子には、恋愛感情もわく時あるよ。だから、同年代の女性でも、そういう可愛らしさが、残ってる人が好きだよね。
高橋	可愛いと思うよね、自分も子供欲しいもんね。俺に子供ができたら、オデコに「親バカ」って、判で押して歩くだろうね（笑）。

Q 「母親」という言葉から、連想するものは？

氷室	カレーライス。
布袋	その辺は、最近考えてるところでネ（笑）、昔だったら、自分の母親と自分を連想しただろうけど、今は、奥さんが子供を生んで母親になったとして、その奥さんと一緒にいる自分だね。世代がひとつ、降りてきているみたい。
松井	ホウキ。ホウキで、ひっぱたかれたし・・・。
高橋	寛大さ。

Q もし、天気の良い日、ひとりで自由に過ごせるとしたら、何をする？

氷室	曲を作る。今、住んでる所が、やたら暗いんだよ、だから、明るい所で、日向ぼっこがてら、作曲するのが、憧れなんだ。オシャレじゃん。
布袋	自分ちのベランダで、朝からビール飲んで、星が出るのを待つ。星が出たら月を見て、自分の好きなシチュエーションに部屋を作り変えて、そういう所にはまる。
松井	部屋の掃除して、朝御飯作って、洗濯して、それから公園とかにフラフラ歩いて行くと思う。
高橋	景色のいい所に行って、一日、ボーッと景色でも眺めてるだろうな。

Q もし、BOφWYのメンバーでなかったら、今、何をしていたと思う？

氷室	バンドやってたと思う。
布袋	ギタリストとして、仕事してた。
松井	職人かも。
高橋	音楽やめてると思います。

Q 重い鉄の扉を開けたら、そこには、何があると思う？

氷室	金銀財宝がある。俺ってメルヘンだよね（笑）。
布袋	俺が開けられる鉄の扉じゃ、そんなに重くないんだよね。普通の金庫がある、冬物とか夏物とかしまってある倉庫。
松井	すっごい明るい光が、パーッと入って来んの・・・。その次は、その向こうから、ひとりの人がシルエットになって、コツコツやって来るのを、俺は、その場に立って見てる。
高橋	お城がある。

Q 恋愛に欠かしては、ならないモノって何だろう？

氷室	セックス。
布袋	相手を理解しようとする気持ち。
松井	わからないナ・・・いつも、欠かしちゃいけないモノを、欠かしていたかもしれないし。
高橋	やっぱり、思いやりの気持ちじゃないかな。

Q もし、今、戦争が始まったら？

氷室	どうするかって、どうしようもない。でも、たぶん、流されると思う。もし、昔の戦争時代に生きてたらね、喜んで行ったと思うよ。
布袋	困ります！途方に暮れちゃうよね。やりたい事が沢山あるのに、戦争が始まっちゃったら、簡単には逃げられないって、薄々は知ってるから、困るな。
松井	逃げられるものなら、絶対逃げると思うよ。平和な国に亡命するかも・・・。
高橋	出来ることなら逃げる。でも、もしかしたら、兵隊サンに行っちゃうかもしンねえな。

Q 街でケンカを売られたら？

氷室	買わない。イヤな思いをするのは、わかってんだしサ。
布袋	今はとりあえず、謝って逃げる。自覚があるから、ケンカはしないよ。
松井	結構、謝っちゃう。臆病なんだ。痛いのイヤだしネ（笑）。
高橋	買いません！逃げる。ソソクサと逃げながら、大声で”バカヤロウー！”と言う（笑）。

Q もし、小説の主人公になれるとしたら、誰になってみたい？

氷室	石川達三の小説に出て来るような、人間的な人間。小説を読むにしても、登場人物の心の奥に流れる精神状態を、読み取りながらっていうのが、好き。
布袋	ロンドン郊外に住む、一市民的な穏やかな人。もちろん今も、東京郊外に住む、一市民的な穏やかな人なんだけどネ。
松井	「逃れの街」の主人公になりたい。でも、いつも小説を読んでる時って、染まって入り込んでるよ。
高橋	伊達邦彦（笑）。カッコイイじゃん。

Q もし、自分の身近な人が、あとわずかの命だと知らされたら、その人に対して、何をしてあげると思う？

氷室	俺ができることなら、何でもしてあげる。アー、ヤダナ、そういうの考えるのって。やっぱり、本人に本当のことを言って、で、何をして欲しいか聞く。人間って、死ぬ瞬間がわかってるとしたら、教えてもらうべきなんだよね、やりたい事があるわけでしょ。生れて、生きたっていう事実が欲しいよね。きっと、俺の愛してる人が、いなくなったら、俺、音楽も何も全然ダメになっちゃうよ・・・腑抜けだよ。
布袋	そう言われただけで悲しくなる・・・。考えたくないな。とりあえず、彼女の望むことは、全てするし、最後は死にたい場所に連れてってあげる。あとは、二人きりで過ごしたいな。本当のこと、本人には言わないけど、でも、わかっちゃうだろうな・・・。
松井	その人のして欲しいと思っていることを想像して、いろいろやってあげると思う。
高橋	普通に接してあげたいけど、俺って腹にためておけない性分だからなあ・・・。難しいなあ・・・わかんねーな。