クリスマスの解散宣言に対して、マスコミの間では様々な憶測が記事として扱われていたが、 これらのくだらない騒ぎに対して彼らの答えとして発表されたのは、 ファンへの最後の挨拶として完成直後の後楽園ドームにおいて２日間のＬＡＳＴ ＧＩＧＳを行うという知らせだった。 ２日間の入場者数約９５，０００人分のチケットはたったの１０分で完売。 チケット入手のために殺到した電話で、文京区の電話回線がパンクするなどの騒ぎもあって、 BOφWYの最後のライブに対する期待はいやがうえにも盛り上がっていった。

そして、４月４日，５日ドームにおける最後の熱狂ともいえる２日間を終えて、 BOφWYはひとりひとりが新たな伝説を作り出して行くために、その姿をステージに消していった。